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うねり取り・リズム取り批判

2009年02月18日 18:49

私のブログにたびたびコメントをくださるSさんという方がいます。
その方は立花義正氏の本を読んだわけでもなく林輝太郎氏に触発されたわけでもなく、御自身の相場との長い苦闘、試行錯誤の末、自ら分割売買の型にたどり着いた方です。

その方から前回の分割手仕舞いの記事に対してコメントをいただきました。
(以下コメントの一部抜粋です)


最近まで分割売買をIN(エントリー)でのみ考えてきました。ただそれだと心理面での損切りの判断のしづらさと資金配分のむずかしさがネックになっていました。

それで今は視点を変え、分割売買をOUT(エクジット)に逆転させて試用しています。
結果ビットウィーンさんと同じく入りは一回出は二回のトレードが多くなりました。

そしてこのやり方がそんなに悪くないことを記事に取り上げていただいた野川さんのコメントで知り、心強く思いました。


(以下私の返事)

Sさん、こんにちは

立花さんの本を注文されたとのことですが、あの本に触発されたという人は本当に多いです。
しかし私が最近思うのは実はあの本は益よりもむしろ多くの害を読者に与えてしまっているのではないかということです。

別に立花さんやそのやり方が悪いわけではありません。
みんな型をただ真似ているだけなんです。
立花さんが分割売買が絶対と書いたものだからみんなその呪縛にとらわれているんです。

だから仕掛けを必ず分割しなければならないと思い込む、ナンピンをする、テクニカルをファンダメンタルを馬鹿にする、予想はしないなんてことを言い出す。

最も視野が狭く偏見に満ちている投資家がうねり取り・リズム取りを自称する投資家たちなのです。

ナンピンがダメと言っているわけではありません、ファンダメンタルは自分には無理だとあきらめてテクニカルだけで勝負するのも全然OKだと思います。
けれどみんな結局自分でとことん考えて出した結論ではないのです。
たまたま本にそう書いてあったからそれをそのまま鵜呑みにして妄信しているだけなのです。

もちろん環境に恵まれれば、猿真似だって勝てるかもしれませんし、利益も出るかもしれません。
けどそれはやっぱり「結果が全て」という考えです。

私が思うのは「だったら結果なんてもう分かってるでしょう」ということです。

人間はいつかみんな死んでそれで終わりです。

地位を得たってどんなにお金を稼いだってそれをあの世には持っていけないわけです。

だからもう頑張る気がなくなったとか、生きる気力がなくなったと思う人はおそらく一人もいないはずです。
はかない命だからどうやって生きるか、生き方が大切だと思うでしょう。
けど日常ではみんなそれを忘れてしまっているんです。
目の前の結果にこだわりすぎて生き方の大切さ、プロセスの大切さが見えなくなっているんです。

受験勉強では教科書に書かれていることをとにかく丸暗記。つまらないでしょう。
それではなかなか覚えられないのも、出来るようにならないのも当然だと思います。

会社では「出来るビジネスマンはテキパク動く!」なんていわれて機械のようにただ黙々と作業をすることが望まれます。
そりゃ企業にとってはそういう人間が都合がいいかもしれないけど、人間はロボットじゃないんです。

弾丸ツアーでとにかくなるべく多くの観光名所を回ろうとする観光客。
記録は残るけど記憶は?
私が今でも一番記憶に残っている風景は幼い頃に眺めた青い空と飛行機雲です。

・・ちょっと話しが逸れてきましたのでうねり取り・リズム取りの話にもどります。
私は立花氏の著作は以前は本棚の一番とりやすい場所においていたんですが、今ではすでに特別な一冊ではなくなっています。
実際この記事を書くときも参考にしようと思ったのですが探すのに苦労しました。

私はSさんとのコメントのやりとりが非常に楽しいのですが、なぜかというとSさんの考えというのは御自分の経験からきた、そして自分の頭で考えたしっかりした物の見方だからだと思います。
私はそういう人の意見・考えはたとえ自分の考えとは異なるものであったとしても尊重します。

Sさんの相場に対する取り組み方は間違いなく正しいと思いますし、将来の大成も十分に予期できるのですが、それでもやっぱりいくら儲かったとかそんなことではなくて、プロセスこそ大切な全てなんだと思います。

Sさんならお分かりだと思いますが、

相場が上達するプロセスをエンジョイしよう!人生

をエンジョイしよう!


ということですね。

そういえばSさんお勧めの「貧乏神髄 」を図書館で予約しましたよ!ニコッ♪

おなじくお勧めの

「少ないモノでゆたかに暮らす」

も置いてあるようなのでその後読んでみます。

(っていうかSさんの正体は節約カリスマ主婦とかじゃないですよね?)

また遠慮なさらずにどしどしコメント送ってください!






はい、じゃあ偉大なるSさんに対する賛辞が済んだところで、ここからはうねり取り・リズム取り信者に対する私からのお説教アドバイスタイムです 。

なおこの先(前の文章もすでにそうか?)、うねり取り、リズム取り信奉者にはかなり不快な内容になるかと思いますが、これはなにより以前の私自身のことを踏まえて書いているのでご理解ください。

ブログ名にリズム取りという言葉があるので当然なのですが、私のブログには毎日のように「リズム取り」というキーワードで検索してくる方がいらっしゃいます。
ところが最近の私の売買はおそらく正統派リズム取りとはかなりかけ離れたものになってきているので、どうしたものかブログのタイトルもいっそ変えたほうがいいのだろうかと悩んでいます。

私は決して分割売買という手法の否定者ではありませんが、分割売買信者のブログや掲示板での書き込みを見ていると忸怩たる思いのようなものを感じます。

もういっそ全部忘れた捨ててしまったほうがいいのではと思うのです。
分割なんてしなくていいから一発必中の仕掛け、手仕舞いで一度トコトンやってみればいいと思います。

ほとんどの人の分割は悪い面が出てしまっています。
下がった言い訳をするためのナンピン、結果はじめの仕掛け時がいい加減なものになりがちです。

分割には心理的な負担を減らすといったメリットはたしかにあるのです。
けれどそれを逆に甘える道具にしてしまってはいけないと思うのです。

そして視野がとにかく狭いんです。
ひたすら分割、分割、分割・・
指標なんてくだらない、ファンダメンタルでは儲からない、一発買いは当て物、ギャンブルだ・・
一日30分で十分だ、その他は相場のことは考えない・・

それでひたすら建て玉をいじくりまわしてそういうことを続けていけばいつか利益が出るようになると漠然と思っている。

おかしいですよ!

こんなのは一日ちょっとの手間で儲かりますと宣伝しているいかがわしい情報商材となんら変わりません。

人間は本当にそうなりたいと思ったら一ヶ月でも一週間でもあれば全然変われるはずです。
どう頑張っても一流になるには年単位での修行が必要かもしれませんが、ただ漫然とやっていてそこに到達できるとは思いません。

もし絶対に失敗できないとすればあなたは何をや

るか?


このことを真剣に考えたら誰も一日数十分の手間ヒマでやろうとは思わないのではないでしょうか?

まず今日一日精一杯やる、それが出来たらもう一日、また一日・・



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コメント

  1. 大阪府髭市 | URL | -

    こんばんは~。

    信者の一人としては、何とも耳の痛いお話ですね(笑。

    立花さんの示す手法は非常にシンプルかつ明確なルールがないので、完成された手法をただ与えられるだけよりも、自分で考える機会が多くなるとは思います。

    自分で考えると言う機会を持つ事ができれば、ビットウィーンさんの様に立花さんに懐疑を持って新たな発展的な道へ進む事もできるし、僕の様にどっぷり浸かった狂信者の様になることもあると思います。

    結局、自分で考える事のできない方は、早晩立花さんに見切りをつけて、あらたな宗門を叩くことでしょうね(笑。

  2. ビットウィーン | URL | -

    大阪府髭市さん、こんばんは

    いや、これは、その、ちがうんですよ、別に立花さん批判じゃ・・と言ってもやっぱり遅いですよね。

    私は立花さんはどうしてあんなに細かい売買をやったんだろうと考えたのですが、やっぱり手数料かなぁと思ったりしました。
    当時の手数料だったら私が今やっているやり方も成り立ちませんしね。

    けど私は立花さんの売買はどうみてもトレンドフォローだと思うんですよ。
    昔の手数料を考えると長期のトレンドフォロー以外の戦略で利益を出すのは相当難しかったと思います。
    ナンピンにしても底を抜けたときにやっているようにはあまり見えません。
    底練りとか二番底でやっているというイメージでしょうか。

    立花さんが本当は何をやろうとしていたのかの理解は私はとても重要だと思います。
    もし目的がトレンドフォローだとしたらリズムを活かした売買もあくまでそのための手段だったと思います。
    ツナギなんかもトレンドになるべく長く乗ろうとする工夫のように思えます。

    立花さんはグラフは傾向をつかむために使うといってましたが、傾向=トレンドなんです。
    実は私も最近は5分足や15分足でトレンドを確認して1分足でそのタイミングをはかるんです。
    1分足が実際のエントリーのタイミングをつかむ場帳みたいなもんです。
    本人の意図を汲んで売買譜を見るともう少しちがうものも見えてくるかもしれませんね。
    今度私なりに研究してその成果を発表するかもしれません。

    私は立花さんを批判するつもりは毛頭なくて今でも偉大な相場師だと思っています。
    ただ林氏とごっちゃになってそれでみんな混乱するのかもしれません。

    それでもトレンドに真っ向から向かう逆張りだけはどうしてもやっちゃダメだと思います。
    リスク管理が難しいからです。
    このリスク管理だけは立花・林本からは全然学べないので注意が必要です。
    逆にリスク管理と両立できるんだったらどんな手法でもいいと私は思います。
    生き延びられれば段々うまくなりますしね。

    あと信者にたいして感じたのはこういう姿勢だと人生が豊かにならないんじゃないかと思いました。
    本当は相手がすごくいいことをいっていたり、自分の助けになってくれる人かもしれないのに頭ごなしに否定だとチャンスを逃すかもしれません。

    大阪府髭市さんは真面目な方ですし、リスク管理にさえ気をつければドンドン上手くなると思います。
    けどテクニカル分析の知識を身につけたり(相手を知るためですね)、シナリオを描くというのもなかなか楽しくて役に立ったりするもんです。

    どうも不快な記事を書いてホントすみませんでした。
    分割売買の達人になったらぜひ私にも教えてください!

  3. seihaku | URL | -

    ちょっと気恥ずかしくも、ありがとうございました。
    seihakuは自分の名前を音よみしただけなんです。

    また「ピー」の本も追加注文いたしました。
    いいところは自分のムダを削ぎ落とすヒントして、「シンプルライフ、シンプルFX」でいきたいと思います。

  4. ビットウィーン | URL | -

    seihakuさん、こんばんは

    散々言っておいて何ですが、立花さんの本もやっぱり素晴らしい本です。
    「ピー」の本はそれほど小難しいことは書いていなくてシンプルですが奥が深いと思います。
    私はもう10回近く読んでいるのにシックリこない部分がまだあります。
    なのでseihakuさんの読解力で分かったらぜひ教えてください!

    それにしても相場本をほとんど読まずに独学とはすごいですね。
    すすめていただいた本といい実にミステリアスな方です。
    やっぱり正体はカリスマ節約兼トレーダー主婦?

  5. 大阪府髭市 | URL | -

    ビットウィーンさん、返信ありがとうございます。

    「立花さんに懐疑を持って・・・」は、僕の言葉足らずでした、すみません。

    「立花さんの本の内容に懐疑を持って」と訂正させて下さい(笑。


    林先生の本と立花さんの本を合わせて読むと、ビットウィーンさんのおっしゃる害の部分(資金管理の出来ないトレンド逆行ナンピン)が如実に現れると思います。

    それを防ぐには、立花本に場帖だけでなくグラフを載せるべきなのですが…なぜ立花さんはグラフを載せなかったのか。。。

    きっとグラフは書いてみないと分からないと言う事をおっしゃりたかったのでしょうが、ここで自分で考える事をしない人は、良書を害書にしてしまうのだと思います。

    面倒くさがらずに自分でグラフを描けば、ビットウィーンさんのおっしゃるように立花さんはトレンドフォローでは??という気付きが生まれると思うのですが。。。


    あっ、僕は今回の記事全然不快ではなかったですよ~。
    もちろん立花本も読んだ事もない方から言われたら腹も立ちますが(笑、きちんと触れられた方のお話ですから、こちらも襟を正して聞かせて頂きました。

    >けどテクニカル分析の知識を身につけたり(相手を知るためですね)、シナリオを描くというのもなかなか楽しくて役に立ったりするもんです。

    アドバイスありがとうございます。
    自己心理管理に余裕が出てきたら、是非勉強したいと思います。
    入り口は立花さんでも、出口は立花さんではないと覚悟していますので(笑。

  6. ビットウィーン | URL | -

    大阪府髭市さん、おはようございます

    実は立花さんの売買をグラフに描いてさらに売買ポイントに印をつけるという作業を御自分でやってみたという方がいるんです。

    私も真似してやろうとしましたが「絶対のパソコン投資術」という本にまさにそのものが載っているので結局それで済ませてしまいましたが。
    面白いのはその本の著者は林氏の息子の知之氏なのですが、トレンドに逆行して建て玉するのではなく、上がりはじめてからの中段をしっかり取れと書いてあるんです。
    えっ何かお父さんの本の内容とちょっとちがわない?と思いました。

    個人的には分割なら一括仕掛けの3分割手仕舞いなんてのが理想かなと思います。
    波に乗って含み益を抱えながらの利食いと買いなおしならいいと思うんですよ。
    けど逆行してあれこれしても、なかなか難しいのでその場合はスパっと切ったほうがやりやすいのかなと。

    たぶん最近の私の記事を読んで以前からの読者には混乱している方も多いようなので、じゃあ具体的に私が今どういう売買をしているかという記事も掲載するかもです。

  7. ごくしょう(仮名?) | URL | uBEEWbM.

    私も「絶対のパソコン投資術」読んだことありますが、立花さんはただの逆張りナンピンではないと思いました。
    波に逆らうのではなく波に身を任せているとでもいうのでしょうか。
    練習売買中の私は相変わらず逆張り一辺倒なのですが、トレンドフォローでの逆張りも試してみようと思っているところです。上達を目指して頑張りますよ。

    ところで私のハンドルネームですが、「極小」ではなく「極勝」だとすればこのままでも使えそうです。
    ビットウィーンさん、この辺で勘弁してもらえませんか?

  8. ビットウィーン | URL | -

    ごくしょうさん、おこんばんは

    思わず暴言を吐いてしまい、立花派から吊るし上げの刑を受けそうなビットウィーンです。

    ごくしょうさんがお笑いブログへの傾倒を進める一方で私は過激派リズム取り師への道を進んでしまっているような気がします。

    極勝ですか!何だかよく分からないような気もしますがとにかくすごい強そうですね!
    私も新たなブログ名や構想を考えてみることにします。

  9. | |

    管理人のみ閲覧できます

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  10. ビットウィーン | URL | -

    seihakuさん、おはようございます。

    私も最近は物を減らすことが好きになってきて古本をどんどん売ったり、物もあまり買わなくなりました。
    けど食べ物だけは結構使いますね。
    食べ物は残りませんし、私は食べるのが好きなので。
    (ただその分毎日走っているので痩せ身です)

    私が野川さんを尊敬しているのは相場に対する知識もそうなのですが、金儲けだけの相場は自分にとっては無価値だと言い切っているところです。
    普通相場は勝てば官軍みたいな言い方がされますが、実に甘っちょろい考えでそこが好きなのです。

    そのへんのこともまた野川大先生語録シリーズで書いていこうと思います。

    これからセミナー行ってきます!
    最前列を確保したいのでダッシュでいきます。

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